07. もうあわないときめた(屑牛)
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話せば話すほど。
一緒にいればいるほど。
じわりと胸を侵食する思いは強くなる、気付かないふりをしたくてももう出来ない。その黒い染みは強すぎたから、それを完璧に漂白する術も力も自分は持っていなかった。
その実力は知っている。本当は悪い性格ではないことも分かっている。もし出来たなら、彼を厭おうなんて夢にも思わなかったに違いない。
嫌いたく、なかった。
けれど結局自分は負けてしまった。黒い思いに負けてしまった。
いや、まだ負けていない。まだ・だ。多分いつか負けるだろう。それを悟った時、そう、このまま傍に居続ければ間違いなく本当に彼を嫌悪する日が来てしまうだろうと気づいた時、自分は――
――…もうあわないと、きめた。
分かってくれなんて言わない。分かってほしいとすら思わない。こんな感情、自分でも分かっている、こんなみっともない感情は、他の誰にも知られたくない。
みっともない。そうだろう?俺はただ嫉妬しているだけだ。子供じみた馬鹿な妄想に過ぎない、分かっている。分かっているけれど止められないのだ。そんな自分を叱責しようとどれだけ思ってみても、ぽつりぽつりと黒が俺の心に穴を開けていく。その痛みは、いつかお前への憎悪になりそうで。
だから俺はお前の傍を去る。お前を嫌いになる前に。
決めたから、表では出来うる限りお前に醜い感情を向けよう。その代わりに、俺は誰にも見えない心の奥底で一点の曇りも無いまっさらなままのお前への信頼や友情を残せる。今のまま馴れ合い続け、欠片も残さずお前という存在を黒く染めるぐらいなら、その方がまだ。
もう会わないと決めた。意図的に現実のお前を排した時間の中で、俺達の歯車はどれだけずれていくのだろうか。分からないけれど、いつか歯車はぼろぼろと崩れて取り戻せなくなるのかもしれないけれど。
朽ちていくその中に一つだけ、決して動かない軸を残す。錆一つつけず、一ミリも動かさず、俺は守り続ける。
その軸一つが、俺の決意の代わりに得る大事なものだと、ただ信じよう。俺にはそれしか出来ないんだ。
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一番に出来上がったお題07、屑牛です。屑→牛って書いた方がいいんかな?いや、矢印って片思いの印なんだっけ?;; まぁいいやそもそも「屑牛」って表記からしてカプ形式だもんな(一応カプじゃないのに)
日記掲載時より若干修正してあります。そして日記でもぐだぐだ言ってた通り、ジャンプ展開感想があまりにも酷かった(思いついたことぱぱっと書いてそのまま忘れて放置してたせいでまともな考察してなかった;)ため、反省しながら「屑さんと牛さんの話書こう久し振りに!」と決意固く書き始めたものです。うあー当時の日記(感想のほう)見た屑牛ファンの方々本当にごめんなさいー;; ※以下言い訳⇒※私別に屑牛組み合わせ嫌いなんかじゃないんですよむしろ大好きなんですよ!ただ最近のジャンプミスフルの動きには毎週色んな衝撃与えられっ放しで結構混乱してたり毎回感想書こうかなと思って書き始めると長すぎて時間無くなってすごい焦ってたりしたので思考整理しきれてなかったんです 書きながら「でもなー…」とか思いつつ「まぁ明日ゆっくり考えてみようかな他所様のご意見も見せて頂いて」とか思って、そのまま忘れたんです(もうどれにしても最悪だ…)
まぁうざい言い訳はここら辺にするとして(汗)、嫉妬とか嫉みとかは向けられる方も勿論辛いですがやってる方も(冷静に自覚してたりすると特に)辛いものだと思います。屑さんはそういうのどろどろする前にきっぱりけじめつけちゃった…感じかなーとか思ってみる(はっきりしろよ)